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受講生募集中!

浄土複合ライティング・スクール
第5期・2023年度

  • 開講場所・日時

    会場
    浄土複合スクール(京都市左京区鹿ヶ谷法然院西町30-1) +オンライン(Zoom) ハイブリッド形式

    日時
    2023年5月-2024年3月

    基礎コース 日曜日 15:00-18:00 日程表
    実践コース 土曜日 18:00-21:00 日程表

    ※ゲスト回は基礎、実践両コース合同で、日曜日に行います。ゲストは対面もしくはオンライン参加となります。
    ※可能な限り上記の日程で進めますが、やむを得ない事情により、日程を変更する可能性があります。その場合はあらかじめご連絡いたします。

  • コース概要

    <基礎コース>(担当:池田、平塚)

    各回の綿密な添削と議論を通じて、初心者でも無理なくライティングの経験を積み重ねます。前期は展覧会評を中心に、後期からは編集や誌面制作、論考に取り組みながら、書くことの基礎を総合的に身につけます。学歴や職歴、経験の有無は不問です。

    <実践コース>(担当:池田)

    基礎コース修了者を対象として、年間通じて展覧会評や書評、作家・作品論の執筆に取り組みます。また外部メディアとも連携して批評を発表することを目指しながら、持続的に書く力を身につけます。

  • 定員・受講料

    <基礎コース>定員8名

    通年|130,000円(税込)
    前期|70,000円(税込)、後期|70,000円(税込)
    学割|80,000円(税込、先着3名、通年のみ)

    <実践コース>定員8名

    通年|100,000円
    学割|80,000円

    ※2回まで受講料の分納を受け付けています。分納を希望される場合は、お気軽にお問い合わせください。
    ※そのほか教材費等は基本的にかかりませんが、課題となる展覧会などをご覧いただく際の鑑賞料、交通費が別途かかります。

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お申し込み方法

お申し込み専用フォームに必要事項をご記入の上、お申し込みください。確認でき次第、メールにてご連絡いたします。お申し込み手続きの完了後、お振込み先の口座をご案内いたします。お支払いが確認でき次第、正式な受講の受付となります。振込手数料はご負担ください。

お申し込み一次締切は2023年4月30日。二次締切は5月20日。ただし定員に達し次第、募集を終了いたします。

*満席となり募集終了していた基礎コースにキャンセルがあり、急遽一枠の空きがでました。初回オリエンテーション(5/28)は録画を共有いたします。受講ご希望の方はお申し込みフォームからご連絡をお願いします。

 

※一旦納入された受講料は返金できませんので、ご了承ください。ただし、スクール側の事情で開講が中止となった場合は全額返金いたします。
※その他注意事項
建築や設備の破損、講義の妨害など、授業の運営を妨げるような行為をされた場合、注意しても改善されない場合、運営側の判断で、受講をお断りする場合がございます。その場合も受講料は返金いたしません。「浄土複合ライティング・スクール」は、学校教育法が定める学校ではございません。

お申し込み専用フォーム >

講師プロフィール

  • 池田剛介
    いけだ・こうすけ

    美術作家、批評。1980年福岡県生まれ。メディウムを横断しながら制作を展開し、並行して批評誌などでの執筆を行う。著書に『失われたモノを求めて 不確かさの時代と芸術』(夕書房、2019年)。主な展覧会に「「新しい成長」の提起 ポストコロナ社会を創造するアーツプロジェクト」(東京藝術大学大学美術館、東京、2021年)、「あいちトリエンナーレ2013」(愛知、2013年)など。2019年より京都にてアートスペース「浄土複合」をディレクション。京都教育大学非常勤講師。

  • 平塚桂
    ひらつか・かつら

    ライター・編集者。ぽむ企画主宰。1974年生まれ。横浜市出身、京都市在住。京都大学大学院工学研究科修了。主に建築・都市・まちづくりについて編集・執筆。主な執筆媒体に『Casa BRUTUS』『AXIS』など。編著作に『空き家の手帖』(六原まちづくり委員会と共著、学芸出版社、2016年)、『ほっとかない郊外 ニュータウンを次世代につなぐ』(泉北ほっとかない郊外編集委員会著、大阪公立大学共同出版会、2017年)など。

ゲストプロフィール

  • 佐々木敦
    ささき・あつし

    1964年生まれ。思考家。HEADZ主宰。文学ムック「ことばと」編集長。映画美学校言語表現コース「ことばの学校」主任講師。芸術文化の複数の分野で批評文の執筆を中心に活動。『映画よさようなら』『半睡』『それを小説と呼ぶ』『これは小説ではない』『批評王』『小さな演劇の大きさについて』『この映画を視ているのは誰か?』など著書多数。


  • 星野太
    ほしの・ふとし

    1983年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、東京大学大学院総合文化研究科准教授。専攻は美学、表象文化論。主な著書に、『崇高の修辞学』(月曜社、2017)、『美学のプラクティス』(水声社、2021)。主な訳書に、ジャン=フランソワ・リオタール『崇高の分析論――カント『判断力批判』についての講義録』(法政大学出版局、2020)などがある。

  • 細馬宏通
    ほそま・ひろみち

    1960年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了(動物学)。現在、早稲田大学文学学術院教授。ことばと身体動作の時間構造、視聴覚メディア史を研究している。バンド「かえる目」でも活動。主な著書に『うたのしくみ 増補完全版』(ぴあ、2021年)、『二つの「この世界の片隅に」』(青土社、2017年)、『介護するからだ』(医学書院、2016年)、『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか』(新潮社、2013年)など。

  • 百瀬文
    ももせ・あや

    1988年東京都生まれ。2013年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。主な個展に「口を寄せる」(十和田市現代美術館、青森、2022年)、「I.C.A.N.S.E.E.Y.O.U」(EFAG East Factory Art Gallery、東京、2020年)など。主なグループ展に「国際芸術祭 あいち2022」(愛知芸術文化センター)、「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」(森美術館、東京)などがある。『群像』にてエッセイ「なめらかな人」を連載中。

講師からのメッセージ

  • 書くことは造形することだ!
    メディアやSNSを通じて膨大な情報が日々現れては消えていく、そのなかでいかに私たちは書くことに向き合うべきでしょうか。浄土複合ライティング・スクールが志向するのは、すぐさま消費される情報の生産ではなく、制作者が作品を生み出すように耐久性のある言葉を丹念に造形していくことです。
    しかしそれは、世の中の動きや日々の生活から乖離したものでは決してありません。なぜなら私たちが年間を通じて行うのは、今まさに生み出されている芸術文化に注目しながら、書くことを日常のなかに組み入れ持続させていく、そのための新たな習慣や身体を作り出すことに他ならないからです。
    持続的な営為のなかから生み出された言葉は、書かれるだけでなく、編集やデザインを経て、印刷されて、他の誰かへと手渡されていく。そこまで見据えて書くこと=造形の実践を行うためのプログラムが、ここにはあります。(池田)

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