アーカイブ

浄土複合オープンスタジオ2022

  • para-jodo オープンスタジオ2022
    2022年4月3日(日)12:00 - 18:00

    para-jodoはアートスペース浄土複合の新スタジオとして、2022年1月にオープンしました。この度、初となるオープンスタジオを開催します。これにあわせて、浄土複合発行の芸術誌『Jodo Journal 3』の先行販売会やトークイベントも開催いたします。一階では「民藝とタイ料理 コイコイ商店」が営業中です。近隣の哲学の道では桜が開花するこの時期に、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

    スタジオ公開 para-jodo:https://jodofukugoh.com/studio/
    多和田有希、レイラ、池田剛介

    屋上開放 14:00-15:00
    studio n の屋上を特別開放します。(雨天中止)

    トークイベント 15:00-16:00 『Jodo Journal 3』完成記念トーク 「para-jodoとJodo Journal」
    池田剛介×はがみちこ 特別ゲスト:本橋仁(建築史家、カナダよりオンライン参加)

    Jodo Journal:https://jodofukugoh.com/news/2022/03/14/632/


    徒歩圏内 同時開催

    ・Ren|金工 オープンスタジオ 4/2-10
    http://ren-craftwork.com 

    https://www.instagram.com/ren_nakane/


    アーティスト・プロフィール

    多和田有希
    1978年浜松市生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。自ら撮影した写真を消す(削る、燃やすなど)という行為を通し、都市や群衆の集合的無意識や個や家族の意識変容をイメージとして湧出させる。近年の主な展覧会に「第12回恵比寿映像祭 時間を想像する」(2020年・東京都写真美術館)、個展「悪魔祓い、系統樹、神経の森」(2018年・G/P Gallery)、「写真都市展—ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たちー」(2018年・21_21 DESIGN SIGHT)。

    レイラ
    美術家。北海道札幌市生まれ。京都市立芸術大学美術学部美術研究科修士課程 修了。“地面”をテーマに創作する。在学中に日本画科を専攻し、写生を学ぶ。実際に屋外にて地面に座り写生を繰り返し、地面という混沌とした対象に日常のリアリティを投影し描いていく。その写生を元に有機的な素材(墨、チャコール、胡粉、楮紙)を用い平面作品を制作する。近作では、支持体となる紙を原料となる楮から漉き、自然にできる有機的なフォルムと奥行きを生かし表面に風景を立ち現わせる。

    池田剛介
    美術作家。1980年福岡県生まれ。メディウムを横断しながら制作を展開し、並行して批評誌などでの執筆を行う。主な展覧会に「「新しい成長」の提起 ポストコロナ社会を創造するアーツプロジェクト」(東京藝術大学大学美術館、東京、2021年)、「Regeneration Movement」(国立台湾美術館、台中、2016年)、「あいちトリエンナーレ2013」(愛知、2013)など。著書に『失われたモノを求めて 不確かさの時代と芸術』(夕書房、2019)。2019年より京都にてアートスペース「浄土複合」をディレクション。