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庭のかたちを歩く(秋篇)|講師:山内朋樹

庭のかたちを歩く(秋篇)

庭師・美学者である講師とともに京都の庭を歩く講座。初回のレクチャーと石組ワークショップを経て、第二回から第四回にかけて、実際の庭でのフィールドワークに出かけます。とりわけ庭の造形的な面に注目した講師の詳細な分析を通じて、庭が新たに見えてくるはずです。秋篇となる今回は、重森三玲の作庭による東福寺、光明院、松尾大社のフィールドワークを予定しています。

10/15, 10/29, 11/19, 12/10
日曜日 14:00-16:00

定員8名(最小開講4名)

受講料:24,000円(税込、庭園への拝観料を含む)

お申し込みはこちら

*受講に関する注意事項
・初回は浄土複合スクールで開講。2-4日目は京都市内の庭に現地集合。雨天の場合は補講日を設定します。
・各庭園の拝観料は受講料に含まれます。

[進行予定]
10/15:浄土複合スクールでのレクチャー、石組ワークショップ
10/29:東福寺[フィールドワーク1]
11/19:光明院[フィールドワーク2]
12/10:松尾大社[フィールドワーク3]

この講座は日頃あまり接することのない庭をおもなフィールドにしています。
庭は絵画に似て、そこに表された図像や物語や社会的背景によって説明されることが多いものです。しかしこの講座では、まずは庭を造形的な物体の構成としてとらえ、徹底して観察することで、庭の見かたを変えることを目指します。いくつかの庭を見て、スケッチをし、ワークショップを体験し、講義を聴くなかで、あなた自身の庭の見かたを、ひいては絵画や風景の見かたをつくりだしてください。(山内朋樹)

講師プロフィール

山内朋樹|やまうち・ともき

1978年兵庫県生まれ。京都教育大学教員、庭師。専門は美学。在学中に庭師のアルバイトをはじめ研究の傍ら独立。庭のかたちの論理を物体の配置や作庭プロセスの分析から明らかにするフィールドワークをおこなっている。著書に『庭のかたちが生まれるとき』(フィルムアート社、2023年)、『ライティングの哲学』(共著、星海社、2021年)、訳書にジル・クレマン『動いている庭』(みすず書房、2015年)がある。

「庭のかたちを歩く(春篇)」レクチャーの様子

「庭のかたちを歩く(春篇)」講座の様子