アーカイブ

受講生募集中!

浄土複合ライティング・スクール
第3期・2021年度

  • 開講場所・日時

    会場
    浄土複合スクール+オンライン(Zoom)ハイブリッド形式

    日時
    2021年4月-2022年2月
    前期:4-8月・後期:9月-翌年2月

    土曜コース 18:00-21:00(18回)
    日曜コース 14:00-17:00(18回)

    ※土曜コースは4/24の初回以後、第2、第4土曜日が開講日、日曜コースは4/25の初回以後、第2、第4日曜日が開講日となります。
    ※ゲスト回は土日両コース合同で、日曜日に行います。(ゲストは対面もしくはオンライン参加となります。)
    ※可能な限り上記の日程で進めますが、やむを得ない事情により、日程を変更する可能性があります。その場合はあらかじめご連絡いたします。

    2021年度日程表はこちら >

  • 定員・受講料

    土日両コース、それぞれ定員8名程度(対面、オンライン含む)
    学歴や職歴、経験の有無は不問です。

    一 般|130,000円(税込)
    学 生|80,000円(税込・土日各コース先着4名)*学生証をご提示いただきます。
    継続割|通期 110,000円(税込)

    ※過去に浄土複合ライティング・スクールを通期で修了された方は、継続料金でご受講いただけます。
    ※2回まで受講料の分納を受け付けています。分納を希望される場合は、お気軽にお問い合わせください。
    ※そのほか教材費等は基本的にかかりませんが、課題となる展覧会などをご覧いただく際の鑑賞料、交通費が別途かかります。

    受講生特典として、不定期で開催するスクール主催の公開講座に無料ないし割引価格でご参加いただけます。
    2019年度公開講座ゲスト:岡﨑乾二郎、大山エンリコイサム、いぬのせなか座、松原俊太郎、浅田彰、津田大介
    2020年度公開講座ゲスト:平倉圭、林道郎、大橋完太郎、千葉雅也

お申し込み方法

お申し込み専用フォームに必要事項をご記入の上、お申し込みください。確認でき次第、メールにてご連絡いたします。お申し込み手続きの完了後、お振込み先の口座をご案内いたします。お支払いが確認でき次第、正式な受講の受付となります。振込手数料はご負担ください。

お申し込み締切は2021年4月16日(金)。ただし定員に達し次第、募集を終了いたします。

※一旦納入された受講料は返金できませんので、ご了承ください。ただし、スクール側の事情で開講が中止となった場合は全額返金いたします。
※その他注意事項
建築や設備の破損、講義の妨害など、授業の運営を妨げるような行為をされた場合、注意しても改善されない場合、運営側の判断で、受講をお断りする場合がございます。その場合も受講料は返金いたしません。「浄土複合ライティング・スクール」は、学校教育法が定める学校ではございません。

お申し込み専用フォーム >

講師プロフィール

  • 池田剛介
    いけだ・こうすけ

    美術作家。浄土複合ディレクター。1980年福岡県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修了。京都教育大学非常勤講師。国内外での作品発表を多数行う一方、批評誌などでの執筆を活発に手がけている。主な展示に「現象と干渉」(MEDIASHOP|gallery、2019)、「Malformed Objects」 (山本現代、2017)、「Regeneration Movement」(国立台湾美術館、2016)、「あいちトリエンナーレ2013」など。著書に『失われたモノを求めて――不確かさの時代と芸術』(夕書房)。

  • はがみちこ

    アート・メディエーター。1985年岡山県生まれ。2011年京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程(創造行為論)修了。19年、『美術手帖』第16回芸術評論募集にて「『二人の耕平』における愛」が佳作入選。企画・コーディネーションに携わった主な展覧会に「THE BOX OF MEMORY-Yukio Fujimoto」(kumagusuku、2015)、「國府理 水中エンジン redux」(小山市立車屋美術館、アートスペース虹、2017)、菅かおる個展「光と海」(長性院、Gallery PARC、2019)など。

ゲストプロフィール

  • 小田原のどか
    おだわら・のどか

    彫刻家、彫刻研究者、版元運営。1985年生まれ。多摩美術大学彫刻科卒業後、東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻を経て筑波大学大学院人間総合科学研究科博士課程修了。芸術学博士。主な展覧会に「あいちトリエンナーレ2019」。主な編著に『彫刻1:空白の時代、戦時の彫刻/この国の彫刻のはじまりへ』(topofil、2018)、『彫刻の問題』(白川昌生、金井直との共著、topofil、2017)。

  • 髙松夕佳
    たかまつ・ゆうか

    編集者/ライター。1975年生まれ。東京外国語大学英米語学科卒、米国ミシガン州立大学大学院ジャーナリズム学科修了(MA)。日本評論社では隔月刊誌「こころの科学」や単行本の編集に、福音館書店では月刊誌「母の友」の編集・執筆に携わる。2012-14年「母の友」編集長。2017年にひとり出版社・夕書房(せきしょぼう)を設立、芸術・人文系の書籍を刊行している。

  • 平倉圭
    ひらくら・けい

    1977年生。芸術学。横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院准教授。芸術制作における知覚と行為の働きを研究している。著書に『かたちは思考する――芸術制作の分析』(東京大学出版会)、『ゴダール的方法』(インスクリプト、第二回表象文化論学会賞受賞)。共著に『オーバー・ザ・シネマ 映画「超」討議』(共著、フィルムアート社)など。

  • 山内朋樹
    やまうち・ともき

    1978年兵庫県生まれ。京都教育大学准教授、庭師。フランスの庭師ジル・クレマンの研究を軸に、都市の片隅に息づく生態系に現代の庭の可能性を探っている。京都を中心に関西圏で庭をつくるほか、現在は庭の石組を観察者の身体と相関的な構造体として分析するプロジェクトを進行中。論考に「なぜ、なにもないのではなく、パンジーがあるのか──浪江町における復興の一断面」(『アーギュメンツ#3』2018年)、訳書にジル・クレマン『動いている庭』(みすず書房、2015年)。

講師からのメッセージ

  • 書くことは造形することだ!
    メディアやSNSを通じて膨大な情報が日々現れては消えていく、そのなかでいかに私たちは書くことに向き合うべきでしょうか。浄土複合ライティング・スクールが志向するのは、すぐさま消費される情報の生産ではなく、制作者が作品を生み出すように耐久性のある言葉を丹念に造形していくことです。
    しかしそれは、世の中の動きや日々の生活から乖離したものでは決してありません。なぜなら私たちが年間を通じて行うのは、今まさに生み出されている芸術文化に注目しながら、書くことを日常のなかに組み入れ持続させていく、そのための新たな習慣や身体を作り出すことに他ならないからです。
    持続的な営為のなかから生み出された言葉は、書かれるだけでなく、編集やデザインを経て、印刷されて、他の誰かへと手渡されていく。そこまで見据えて書くこと=造形の実践を行うためのプログラムが、ここにはあります。(池田)

  • 作品について書くこと。
    私が美術について学び始めたころ、それは、言葉によって「作品を守ること」だと、当時の指導教官から教えられました。私が今も大事にしている点です。
    しかし、なにから作品を守るのか。
    ねじ曲げられた解釈から? 経済原理から? 政治的利用から? それとも…忘却から?
    作品や表現を取り巻く状況は、どんな時代も、暴風が吹き荒れる嵐の中のようなものかもしれません。
    論理や感性をどのように用いたら、あなたが守りたいものを守るための言葉を効果的に紡ぐことができるでしょうか。そのためのレッスンとなれば幸いです。(はが)

  • 新型コロナ・ウイルス対策に関して

    本スクールでは空間的に余裕のある人数で授業を行う上、換気にも十分努めながら進行していく予定です。体調を崩されている場合にはご自宅で待機していただき、希望者にはzoomでのネット中継および後日のサポートを行う予定です。本件に関して、ご安心して講座に取り組んでいただける環境づくりに尽力いたします。

お申し込み・お問い合わせ

お申し込み専用フォーム >

講座へのお申し込みはこちらのフォームから。

お問い合わせフォーム >

受講に関するご相談やご見学のお問い合わせなど、こちらのフォームもしくはメールにて「jodofukugoh@gmail.com」までお気軽にお寄せください。