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『横井照子の表現世界』上映会+里信邦子スピリグ監督レクチャー

『横井照子の表現世界』上映会+里信邦子スピリグ監督レクチャー
スイスのベルンを拠点に、長年にわたる絵画制作を行なった横井照子(1924 – 2020) 。ドキュメンタリー映画『横井照子の表現世界 (Teruko Yokoi – Art in the Making)』は、異国の土地での制作、シングルマザー、有名な夫の影に隠れながらの活動といった困難の中、自身の探求を大きく展開した女性アーティストの姿を、その制作技法まで含め、多面的に描き出します。上映前後には里信邦子スピリグ監督によるレクチャーを行います。ぜひご参加ください。
2025年10月10日(金)14:00-16:00(開場13:45)
会場:京都市立芸術大学 D棟 講義室8
入場無料・定員30名(先着順・予約不要)
作品概要
この映画は、スイス・日本人画家、横井照子(1924 – 2020)のポートレートである。日本で生まれた横井は、抽象絵画を学ぶためアメリカに留学。その後、スイスのベルンで絵画制作を続けた。95歳になった横井は、長年の夢であったベルン美術館で開催された回顧展を喜び、その直後に亡くなる。シングルマザーであり、外国人であり、有名な夫サム・フランシスの影に隠れ、といった困難にもかかわらず強い意志を持ち続けた女性アーティストの姿を描く。また、横井絵画の魅力的な手法も紹介。横井は、日本文化・絵画の伝統である余白や書といった技法をアメリカの抽象表現主義の技法と融合させている。
講師プロフィール
里信邦子スピリグ 日本生まれ、スイス在住。神戸大学で美術史を学んだ後、パリ・ソルボンヌ大学で博士号取得。1992年よりNHKのフリージャーナリスト。2006年からスイスの公共放送SWI swissinfo.ch(SRG/SSR)のジャーナリスト&日本語セクション編集者。2018年より美術史家、映画制作者。2024年、ドキュメンタリー映画「横井照子の表現世界 (Teruko Yokoi – Art in the Making)」を制作。本「横井照子・花咲くモチーフたち」をScheidegger & Spiess社から日本語・英語で出版。 https://www.scheidegger-spiess.ch/en/product/teruko-yokoi/1578
主催:京都市立芸術大学 アートとジェンダー研究会、浄土複合
協力:谷澤紗和子 研究室、はがみちこ、飯村有加