浄土複合は2023年度で5年目を迎えます。2019年京都にて「制作、発表、批評が交差するアートスペース」として立ち上げ以来、さまざまな企画に取り組んできました。2022年には京都市左京区の鹿ヶ谷に新スペースをオープンし、スクールおよびシェアスタジオの運営を継続しています。

浄土複合はこの度、より持続的なスペース運営を目指すべくサポート会員制度を設けます。会費は主にスクールの運営および『Jodo Journal』の制作に充て、会員の方々のサポートを通じて、さらに密度あるスクールへ、そしてより充実した芸術誌へと成長していきたいと考えています。

この流動的な世界の中で、目新しい新事業を立ち上げることよりも地道に活動を継続し、一歩ずつ進んでいくことが真にチャレンジングなのであり、また芸術にも批評にも、そうした時間の積み重ねが必要である——４年間の活動を通じて私たちはそのことを痛感しています。

『Jodo Journal 4』では、関西を拠点とした美術家グループの具体美術協会を取り上げました。具体は1962年に土蔵を改装した発表施設「グタイピナコテカ」を立ち上げた際に、「友の会」を設立しています。18年にわたり常に方向性を模索しながら活動を継続した具体をヒントとして、今回のサポート会員の募集へと至りました。
今後も長期的にスペースを成長させながら芸術活動を継続していくべく、ぜひ皆様のご協力をいただければ幸いです。

浄土複合ディレクター　池田剛介 

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サポート会員の方には下記の特典をご用意しています。
・会員証
・年４回程度のライティング・スクール、ゲスト講義のオンライン聴講
・『Jodo Journal』へのお名前掲載（希望者のみ）
・『Jodo Journal』先行進呈（年１冊）
・会員限定の展覧会鑑賞ツアー（年１度、京都にて実施）
 
年会費　33,000円
 
2023年度 会員受付締切　2023年６月30日
 
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